中国競泳男子のスター選手で、ドーピング検査妨害を巡って4年超の資格停止処分を受けた孫楊（スン・ヤン）（32）が、25日に開幕する国内大会で競技に復帰すると報じられたことに関連し、中国ポータルサイトの百度（バイドゥ）に21日、「海外でも話題になっている」とする記事が掲載された。

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孫は、2012年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪で計3個の金メダルを獲得するなど中国のエースとして活躍していたが、18年9月のドーピング規定違反を巡る裁判の末、21年に4年3カ月の出場停止処分（20年2月28日起算）を受けた。

記事によると、米競泳情報サイトのSwimSwamが、孫が国内大会で競技に復帰することを伝えると、「自由形史上最高の選手が帰ってくる」「彼が復帰して（2028年の）ロス五輪で金メダルを獲得できたら、最も注目に値するスポーツ選手の一人となるだろう」「私のアイドルがついに帰ってくる。多くの困難を乗り越え、プールに戻ってくるのは称賛に値する。私たちはみんな人間だ。間違いを犯すのもやむをえない」などのコメントが寄せられたことを紹介した。（翻訳・編集/柳川）