中国のRPG「黒神話:悟空」が世界で人気、「ロケ地」の山西省が旅行ブーム―中国メディア

人民網日本語版    2024年8月23日(金) 23時40分

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中国初のAAAゲームとなるアクションRPG「黒神話:悟空」が20日に世界同時リリースされると、世界中の有名ゲームプラットフォームでの同時接続人数がピーク時には220万人を超え、世界2位を記録した。

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中国初のAAAゲームとなるアクションRPG「黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)」が今月20日に世界同時リリースされると、世界中の有名ゲームプラットフォームでの同時接続人数がピーク時には220万人を超え、世界2位を記録した。これまで同市場は主に海外のゲーム会社に独占されていた。人民日報が伝えた。

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「黒神話:悟空」に関する話題もSNS検索ランキングの上位に入った。ゲームの「ロケ地」は山西省が多く、「山西旅行」など複数のキーワードが検索人気ランキングに入った。

山西省晋城市の玉皇廟景勝地は最近、たくさんの観光客を迎え入れるようになった。観光客は生き生きとした元時代の色鮮やかな彫刻を見て、「美しい!」としきりに感嘆の声を上げていた。その多くは人気ゲーム「黒神話:悟空」に触発され、ゲームの「ロケ地」となった名所旧跡を実際に見てみようと訪れた人たちだ。

玉皇廟彩色彫刻壁画博物館の尹振興館長は、「ゲームのオープンベータテストとPRによってもたらされたアクセスが形になって現れている。今年の夏、晋城玉皇廟景勝地への観光客数は過去最高を更新し、半年間で観光客数は延べ5万人を超え、そのうちゲームを通じてこの景勝地を知ったという人が約40%に上る」と説明した。

ゲームの人気により、たくさんのプレイヤーが山西の歴史・文化、古い建築物に憧れるようになり、「ゲームに出てくる観光スポットをつなげて特別な観光ルートを作るといい」とアドバイスするプレイヤーもいる。

山西省文化・観光庁宣伝推進処の張晴処長は、「オンライン旅行プラットフォームのデータによれば、ゲームがリリースされた日に、山西旅行の人気が急速に高まった。中でも玉皇廟、崇福寺、小西天、鉄仏寺、双林寺、応県の木塔、鸛雀楼といったゲームの『ロケ地』の人気がものすごい勢いで上昇した」と説明した。


8月22日、2024デジタル文化観光ブランドイノベーション大会が山西省太原市で開催される。開幕式で観光PRイベント「悟空と一緒に山西を遊ぶ」もスタート。同省は「悟空と一緒に山西を遊ぶ」ルート、関連の文化クリエイティブグッズとイベントを発表するとしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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