動画配信大手・騰訊視頻（テンセントビデオ）で12日にスタートした時代劇「柳舟記」でヒロインを演じたワン・チューラン（王楚然）の演技と美貌に魅了されたとの意見が続出している。

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ワン・チューランは17歳で芸能界デビューし、これまで出演したドラマと映画は計8作品。「慶余年～麒麟児、現る～」の続編や、シャオ・ジャン（肖戦）主演の「玉骨遥」などの時代劇の他、SFモノの「崑崙帰」、「你好！母上大人」などの現代ドラマにも出演してきたが、世間の注目を浴びるようになったのはヤン・ヤン（楊洋）と共演した現代劇「我的人間煙火」。ドラマが配信された後、ヤン・ヤンとの交際が取り沙汰され、またインタビューで白目をむいたことなどで非難が殺到し、キャリア停滞への懸念が広がっていた。

しかし、「柳舟記」が配信されると、自然体過ぎる演技と持ち前の美貌が評価され口コミが一気に好転した。ワン・チューランが演じたヒロインは、記憶喪失となり偽結婚のワナにハマった匪賊（ひぞく）の首領、一方でチャン・ワンイー（張晩意）が演じたのは夫の身分でヒロインに接近し盗賊掃討を狙う主人公。知らずに引かれ合う2人の面白い駆け引きなどが見どころになり、今はやりの「特殊スキル」「タイムスリップ」「スカッと爽快」などの設定がなくてもどハマりする人が続出している。

視聴者からは「記憶を失った時はまるで良妻、記憶を取り戻した後は知勇兼備の匪賊首領。どのキャラも自然に演出できた」「切り替わりの演技がうまかった」「主人公とのケミが最高に面白かった」「今までの出演ドラマの中で一番評価できる」「美貌がさらにグレードアップした」など、肯定意見が相次いだ。

ワン・チューランはこの先タン・ジェンツー（檀健次）と共演した恋愛ドラマ「愛情有煙火」の配信を控えている。今の人気を加速させる力作になるのか、注目されている。（翻訳・編集/RR）