日本の金杉憲治駐中国大使は先日、日本経済新聞に「対中、経済的な機会を生かせ」と題した文章を寄せ、中国は「車の電動化や知能化、デジタルやグリーンの分野で他国を圧倒する存在になっている」として、日本が中国経済のもたらす機会を最大限に生かすことを主張しました。

中国外交部の毛寧報道官は22日の定例記者会見で、記者からの関連質問に対し、同文章を前向きに評価しました。

毛報道官は、「関連報道に留意している。金杉大使の観点は客観的で建設的だ。中国の経済成長は世界の経済成長の力強い駆動力であり、中国の繁栄は世界の繁栄にとって重要なチャンスだ」と述べました。毛報道官はその上で、「中国は引き続き質の高い発展の実現、高水準の開放の推進に力を入れる。中国はこれまで通り、日本企業を含む各国企業が中国の発展というチャンスをつかんで中国の発展がもたらす利得を共有し、自らのより大きな発展の実現を歓迎する」と強調しました。（提供/CRI）