ゴン・ジュン（龔俊）主演の武侠時代劇ドラマ「暗河伝」で、人気急上昇したチャン・ホアセン（常華森）の出演シーンがかなり追加されているのではないかと報じられている。

【その他の写真】

ゴン・ジュン主演の「暗河伝」は6月にクランクイン。昨年の人気ドラマ「少年歌行～Beginning of the Legend～」とその前日譚（ぜんじつたん）で今夏の話題作「少年白馬酔春風」に続く、シリーズ外伝となる作品。アウトローの世界・江湖で最も謎めいた暗殺組織「暗河」と江湖トップの座を狙う覇権争いを描き、ゴン・ジュンは暗河蘇家の首領「蘇暮雨」を演じる。

チャン・ホアセンは、昨年のヒット作となった武侠時代劇「一念関山」で、リウ・シーシー（劉詩詩）演じるヒロイン「任如意」を愛する弟子の貴公子「李同光」を演じて人気急上昇。さらに、現在配信中の時代劇ドラマ「柳舟記」でも、同じく貴公子の「子瑜」を演じ、主演のチャン・ワンイー（張晩意）を上回るほどの人気を獲得している。

「暗河伝」でチャン・ホアセンが演じるのは二番手の男性キャラで、親友だった「蘇暮雨」と敵対関係になる「蘇昌河」役と紹介されている。原作小説ではそれほど出番の多くない「蘇昌河」だが、「一念関山」に続く「柳舟記」での人気の高まりを受けて、「暗河伝」では脚本を変更し、出演シーンが大幅に増加するのではないかと報じられている。

なお、中国のSNS・微博（ウェイボー）では、原作ファンからストーリーが大きく変わる可能性を心配する声のほか、ゴン・ジュンのブレーク作となった2021年の武侠時代劇ドラマ「山河令」以来のヒットを願うゴン・ジュンのファンからも懸念の声が上がっている。（Mathilda）