サリバン氏初訪中へ、中国は台湾問題などで厳粛な要求出す見通し

CRI online    2024年8月26日(月) 7時30分

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中国外交部は24日、王毅中国共産党中央政治局委員の招きに応じて、サリバン米大統領補佐官が8月27~29日に訪中し、中米間の戦略的な話し合いを行うことを明らかにしました。

中国外交部は24日、王毅中国共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任の招きに応じて、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が8月27~29日に訪中し、中米間の戦略的な話し合いを行うことを明らかにしました。

中国外交部北米太平洋州司の責任者は25日に関連のブリーフィングを行い、記者の質問に答え、王毅中央外務弁公室主任とサリバン大統領補佐官による戦略的な話し合いは、「2022年11月に中米首脳がバリ島会談で達成された重要な共通認識」であり、「王毅主任とサリバン補佐官はそれぞれウィーン、マルタ、バンコクで3回の話し合いを行い、いずれも実質的かつ建設的で、積極的な成果を収めた。双方はいずれもこのルートを活用し続けることで合意した」と述べました。

国家安全保障担当の米大統領補佐官の今回の訪中は8年ぶり、サリバン氏にとっては初めての訪中です。サンフランシスコ会談の後、双方は外交、財政・金融、法執行、気候変動チームおよび両軍で意思疎通を維持しており、両国の人的往来も増加しています。しかし、一方で、米国は中国に対する抑制・圧迫を続け、中国はそれに対する対抗措置をとり続けており、依然として中米関係は悪化を食い止め、安定を図る重要な局面にあります。

今回の話し合いで王毅主任は、サリバン補佐官と中米関係、敏感な問題、主要な国際・地域のホットな話題について踏み込んだ意見交換を行う予定です。双方は、サンフランシスコ会談の共通認識の実行で得た進展を共同で確認し、双方が構築・再開した20余りの対話・意思疎通メカニズムを十分に活用し、中米の戦略認知の問題の探究を続け、国家安全保障と経済活動の境界線の問題を引き続き検討します。

なお、中国側は台湾問題、発展の権利および中国の戦略的安全保障などに焦点をあて、中国側の重大な懸念を表明し、厳正な立場を明らかにし、厳粛な要求を提出するとのことです。(提供/CRI

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