日本と中国のパスポートを比べたら……中国人作家の投稿に批判殺到=「衝撃的」「偏見に満ちてる」

Record China    2024年8月26日(月) 22時0分

拡大

中国人作家の日本と中国のパスポートの比較発言が注目を集めている。

中国人作家の日本と中国のパスポートの比較発言が注目を集めている。

中国のポータルサイト・網易に掲載された記事によると、中国の作家・李楠楓(リー・ナンフォン)氏は20日、自身のSNSアカウントに日本と中国のパスポートを並べた写真を投稿し、「あなたはどちらの方が(見た目が)良いと思うだろうか。日本のパスポートは篆(てん)書体が使われており、非常に文化があるように見える。だが、われわれのはどうか?簡略化された文字(簡体字)には目をつぶるとしても、判を押したような印刷書体。これでは当然、文化性などない」と述べた。

しかし、この投稿に中央テレビ(CCTV)などで論説委員を務める通信業界アナリストの項立剛(シアン・リーガン)氏が真っ向から反論した。「漢字は世界一美しい」と主張する同氏は、李氏の発言について「中国の文人の歪みは衝撃的。本当に気持ちが悪い」とバッサリ。「漢字の発展は古くから複雑から簡潔へと向かっており、識別性と規範化を追求している。書道において篆書体を書くことには私も反対せず、むしろ美しいと思うが、パスポートに用いるというのは公文が何かを全く理解していない」と主張した。

その上で、「公文たるパスポートの第一要件は、規範的な文字、普通の人でも容易に分かるようにはっきりと識別できる文字であること」と指摘。「文人とは愚かなもので、基本的な常識すらない上に何にでもケチを付けようとする」と李氏を批判した。

中国のネットユーザーも項氏の主張に賛同する声が多く、「中国のパスポートの方がいい。日本のはボヤっとしている」「こういう発言をしてしまうこと自体、この作家自身の文化性の無さの表れ」「この作家は文句ばかり言う。典型的な逆張り」「日本には自分たちの文字すらないのに文化も何もないわ」「(日本に)文化があるというなら漢字を使うな」「李楠楓の発言は偏見に満ちている。簡略化は中華文化の継承であって、篆書体は歴史の一部にすぎない。パスポートが国の文化レベルを表すわけではない」「篆書体はもともと中国のもの。つまり中国文化を示している」といったコメントが書き込まれている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携