「深中通路」開通から55日で5万6000隻が航行―中国

CRI online    2024年8月26日(月) 12時30分

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広東省の深セン市と中山市を結ぶ珠江を跨ぐルート「深中通路」の開通から55日で、深中大橋を通過して出航した船舶が5万6000隻に達しました。

中国交通運輸部海事局の最新データによると、中国南部広東省の深セン市と中山市を結ぶ珠江を跨ぐルート「深中通路」の開通から55日で、深中大橋を通過して出航した船舶が5万6000隻に達しました。海事部門は広東・香港・マカオグレーターベイエリア内の海上通航をより便利にするため、さまざまな措置を講じています。

「深中通路」が位置する伶仃洋(れいちょうよう)は、広州市、深セン市、東莞市、中山市などの港の各種船舶が珠江の河口から海に出る際の重要な航路であり、1日の通航船舶数は4000隻に達しています。深中通路の開通から1カ月余りで、深中大橋を通過して海に出た船舶の数は2万隻を突破しました。

船舶が深中大橋を通過する際には、規定のルートを通行しなければならず、これまでの船舶の航行習慣を一部変更する必要があります。航行習慣の変化により生じる問題を解決するため、海事部門は『珠江口水上交通安全特別監督管理区管理規定(試行)』を制定し、船舶通航をより明確化し、船舶速度制限区の基準や速度制限水域の範囲などを調整しました。また、広東省の海事部門は航行の安全対策の一環として、内陸の航路、水文、気象に不慣れな香港・マカオ籍の船舶操縦士に対し、船舶の運行効率を高め、企業の経営コストを引き下げるための参考航路案内サービスを提供しています。

現在、広東省の海事部門と香港船舶交通管理センターとの間では、データ共有が実現しており、海事サービスの死角を相互に補完しています。また、「スマート海事システムマカオ版」も開発・建設中です。さらに広東省、香港、マカオの3地域の海事部門は、船舶安全検査における船舶情報の共有、検査情報の相互通達、法執行結果の相互承認を実現しました。(提供/CRI

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