甘粛省のグリーン電力、北京に初送電―中国

人民網日本語版    2024年8月26日(月) 16時30分

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甘粛省のグリーン電力の正式な北京市への送電により、甘粛省から北京市に送電した初のグリーン電力の取引が21日午前10時、順調に実現した。

首都電力取引センターによると、甘粛省のグリーン電力の正式な北京市への送電により、甘粛省から北京市に送電した初のグリーン電力の取引が21日午前10時、順調に実現した。これは北京が市場化された取引方法により西北地域のグリーン電力を導入した初のケースでもある。光明日報が伝えた。

北京電力取引センターの統一的な取りまとめの下、首都電力取引センターと甘粛電力取引センターが協力し、「e-交易」プラットフォームを通じ甘粛省から北京市にグリーン電力を送電する初の取引を実現した。北京の30社の電力利用者と甘粛の142社の新エネルギー発電企業が今回の取引を行った。成約電力量は2597万kWhの見込みで、うち風力発電が31%、太陽光発電が69%を占める。この取引の完了後、甘粛のグリーン電力が超高圧送電ルートにより北京の電力網に持続的に送電される。

「ダブル炭素」(CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル)を背景に、北京市はエネルギーのグリーン・低炭素トランスフォーメーションを急いでいる。北京市の今年上半期の市場化グリーン電力取引量は前年同期比6.5倍増の40億5000万kWh。グリーン電力の供給がより豊富になり、企業の購入がより便利になった。首都電力取引センターは北京電力取引センターと共に、北京に送電されるグリーン電力の供給源を持続的に切り開き、新エネルギー余剰省(自治区・直轄市)及び砂漠大型風力・太陽光発電拠点と協力し、省間ルートの余剰スペースを深く掘り起こし、プラットフォーム集約などの方法を通じ、省間グリーン電力集中入札取引を革新的に実施し、取引規模を持続的に拡大している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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