なぜ中国でインスタント麺の売り上げが落ちたのか―中国メディア

Record China    2024年8月28日(水) 7時0分

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26日、中国のネットメディア中新経緯は「インスタント麺はどうして売れなくなったか」と題する記事を中国のSNS微博に掲載した。

2024年8月26日、中国のネットメディア中新経緯は「インスタント麺はどうして売れなくなったか」と題する記事を中国のSNS微博に掲載した。

記事は、中国を代表するインスタント麺メーカー、康師傅HDが26日に今年1〜6月期の財務報告を発表し、総収入が前年同期比0.7%増の412億100万元(約8300億円)となったことを明らかにしたと紹介。同社の2大事業の一つである飲料事業の収入は同1.7%増の270億6500万元(約5500億円)となった一方で、インスタント麺事業は同約1%減の138億1400万元(約2800億円)だったとし、インスタント麺の販売が思わしくなかったことを伝えた。

「インスタント麺はどうして売れなくなったか」という問い掛けを含んだこの記事は微博内で注目を集め、トレンドワードランキングの上位にも顔を出した。

康師傅のインスタント麺の売れ行きが不調だった理由について、ネットユーザーは「麺がおいしくなくなった気がする」「あまりにも大きく値上げしてしまったので」「今は白象、五穀道場、今麦郎、陳村、華豊といった別メーカーの麺を買っている」「今はデリバリーサービスもあるから」「インスタント麺が売れなくなったというよりも、選択肢が増えたというべき。メーカーも一つや二つじゃないしね」「一つに高すぎる、二つに代替のレトルト食品が増えた」「子どものころのインスタント麺はすごくおいしかったのに、今のはまるでロウを食べてるみたい」など、さまざまな見方を示している。

また「ますます多くの人が健康な食事を心がけるようになり、インスタント麺の高塩分高脂肪を敬遠するようになった。たまに食べるのはもちろんOKだけど」という意見も。生活様式の変化や経済、健康志向などさまざまな要素が重なった結果が、康師傅のインスタント麺の売り上げ減少につながっているようだ。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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