中国の飲食市場低迷、「鼎泰豊」14店舗閉店へ―台湾メディア

Record China    2024年8月27日(火) 18時0分

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台湾メディア・聯合新聞網は27日、中国の飲食市場低迷により台湾の飲食チェーン「鼎泰豊」の中国華北地域の14店舗が相次いで閉店すると報じた。

台湾メディア・聯合新聞網は27日、中国の飲食市場低迷により台湾の飲食チェーン「鼎泰豊」の中国華北地域の14店舗が相次いで閉店すると報じた。

報道によると、同地域やアモイ市の店舗を運営する代理店の北京恒泰豊(北京鼎泰豊)は26日、北京市、天津市、青島市などで計14店舗を閉鎖すると発表した。およそ800人の従業員に影響が及ぶと見られる。

台湾鼎泰豊によると、北京恒泰豊の取締役会で20年続いた契約期間の更新について意見の一致が見られず、満了に伴い今年10月31日までに関連店舗の営業を順次終了することとなった。将来的にチャンスがあれば再進出も考えるとしている。

北京恒泰豊の楊炳坤(ヤン・ビンクン)総経理(社長)は「従来の客の2割は外国人でビジネス(接待)客も一定の割合を占めていた。そのため、コロナ流行期に打撃を受け、今年上半期も依然として赤字だった。現在は政府のビザ免除政策もあり外国人客が回復し黒字に転じたが、株主は契約更新について合意に達しなかった」と語ったという。

記事は、「実際今年の上半期、中国大陸の飲食業は悲惨だった」と指摘。「鼎泰豊だけでなく台湾系の呷哺呷哺(飲食店)も赤字を計上し、モデルチェンジを迫られた。飲料チェーン・奈雪の茶やラッキンコーヒーなど中国大陸の企業も軒並み利益が落ち込んだ」と伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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