2024年8月28日、韓国・KBSは「韓国の住民登録人口が4年連続で減少し、平均年齢は44．8歳に上がった」と伝えた。

記事によると、韓国の昨年の住民登録人口は5132万5329人で前年（5143万9038人）より0．22％（11万3709人）減少した。

住民登録人口は20年の5183万人から4年連続減少し、高齢化の進行により平均年齢は前年（44．2歳）より0．6歳高い44．8歳となった。男性平均は43．7歳、女性平均は45．9歳で女性が2．2歳高かった。最も人口の多い年齢は1971年生まれで92万8584人だったという。

住民登録世帯は2391万4851世帯で、前年（2370万5814世帯）比0．88％増加した。世帯タイプ別では、1人世帯が993万5600世帯で41．5％を占め、1人世帯の上昇が全体の世帯数を増やす主な要因として作用した。

1人世帯を年齢別に見ると、70代以上が19．7％（195万2911世帯）で最も多く、60代が18．4％（183万2132世帯）、30代が16．9％（167万6332世帯）で後に続いたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「未来のない国」「国がどんどん老いていく」「図書館やカフェ、スポーツセンターなど公共の場所はどこへ行っても若い人が見当たらず、50～60代が一番多い。さらに街中は犬のペットカートだらけで未来が心配になる」「1971年生まれ。競争の激しい幼少期だったけど、同級生が多くて楽しかったな」「赤ちゃんが生まれないのだから老いた国になるのは当然。20年前から人口絶壁（少子高齢化で生産年齢人口が減少すること）が忠告されていたのに、国会議員らは一体何をしていたのか。大韓民国が沈没しかかっているのに、いまだにまともな対策すら立てられないなんて」「スイスのように安楽死の導入が急がれる。不治の病の患者、体の不自由な患者に死を選択する機会が必要だ」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/堂本）