卓球のワールドテーブルテニス（WTT）の最高峰に位置する大会「グランドスマッシュ」が中国で初めて9月26日～10月6日の日程で北京で開催される。

男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で頂点が争われ、優勝者には世界ランキングポイントが2000ポイント与えられる。

中国メディアの梨視頻によると、チケットの第1弾販売が28日午前に開始され、10月6日のシングルス決勝は5分もたたずに完売したという。決勝のチケット券種は5種類で、価格は888～1688元（約1万7760～3万3760円）。

中国のSNS・微博（ウェイボー）では「5分で完売？」「1秒の間違いでは？」「全く買えなかった」「チケット高すぎ」などのコメントが寄せられた。

中国からは、男子シングルス本戦に、世界ランク1位の王楚欽（ワン・チューチン）、同4位の梁靖崑（リアン・ジンクン）、同6位の馬龍（マー・ロン）、同8位の林高遠（リン・ガオユエン）、同14位の林詩棟（リン・シードン）、予選に同46位の向鵬（シアン・ポン）が参加予定で、パリ五輪の金メダリストで同2位の樊振東（ファン・ジェンドン）は参加しない。

女子シングルス本戦には、同1位の孫穎莎（スン・インシャー）、同3位の王曼昱（ワン・マンユー）、同4位の王芸迪（ワン・イーディー）、同6位の陳幸同（チェン・シントン）、同18位の銭天一（チエン・ティエンイー）、同42位の蒯曼（クアイ・マン）が参加予定で、パリ五輪の金メダリストで同2位の陳夢（チェン・モン）は参加しない。（翻訳・編集/柳川）