中国ポータルサイトの網易に28日付で掲載された記事によると、イタリアのローマで中国人観光客のグループにぼったくりをしたとして、タクシー運転手（49）に3000ユーロ（約48万円）の罰金が科された。

運転手は、ローマの中心から約30キロ南東に位置するフィウミチーノ空港で中国人観光客6人を乗せ、世界遺産のコロッセオまで運び、定額運賃の約3倍に相当する165ユーロ（約2万6400円）を請求した。

しかし、乗客を降ろした直後、公共交通機関の不正行為などを摘発するため定例検査していた首都警察の警官に呼び止められ、乗客の証言から定額の約3倍に相当する運賃を請求していたことが判明した。

運転手は、警察から科される罰金のほか、交通・運輸局から営業許可証の取り消しなどの行政措置を受ける可能性もあるという。（翻訳・編集/柳川）