中国の日本料理店が苦境、「高くて手が出ない」の声も

Record China    2024年8月29日(木) 10時0分

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中国SNSの微博にこのほど、「中国国内で多くの日本料理店が苦境に立たされている」との話題が登場した。写真は日本料理店。

中国SNSの微博(ウェイボー)にこのほど、「中国国内で多くの日本料理店が苦境に立たされている」との話題が登場した。

この話題について、中国メディアの頭条新聞はポッドキャストで人気のユニットが開いた焼き鳥酒場が最近、立ち上げから1年半で閉店したことを説明。経営側によると、今年はずっと赤字続きで5月の売り上げは前年同月に比べ30%下がった。夏の繁忙期に逆転の希望を託して低価格メニューを打ち出すなどしたものの、あまり効果はなかったという。

また、浙江省杭州市内にある客単価400元(約8000円)程度のレストラン約100軒の統計を取ったあるブロガーは、リスト内の40軒がすでに倒産していること、うち半分近くを日本料理店が占めていることに最近気付いた。

今年の状況について、「消費の格下げがもたらした衝撃は去年の日本の処理水放出より大きい」との意見は少なくないという。

頭条新聞はネットユーザーに向けて日本料理店を利用する頻度を問うアンケート調査も実施しており、中国のネットユーザーからは処理水の問題に言及するコメントや、「そういえば確かにここ数年は行くことが減った。学生時代は大好きだったのに」「全体的に言えば日本料理は比較的単調」「答えは簡単。値段が高すぎる」「日本料理を食べるのが減ったのはまずいからではなく、すごく高くて量が少ないから。高くて手が出ない!」「高いから頻繁には行けないが、それでも月に1回は食べる」「地元のスシローは毎日行列だ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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