腐ったリンゴを積んだトラック、向かう先はジュース工場=85%が輸出用―中国

Record China    2024年8月29日(木) 21時0分

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中国・陝西省の工場で腐ったリンゴをジュースに加工して出荷しているのではとの疑惑が持ち上がり、当局が調査に乗り出した。

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中国・陝西省の工場で腐ったリンゴをジュースに加工して出荷しているのではとの疑惑が持ち上がり、当局が調査に乗り出した。中国メディアの紅星新聞が27日付で報じた

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報道によると、このほどあるネットユーザーが同省咸陽市礼泉県の礼泉安徳利果蔬汁有限公司の工場近くに大量のリンゴを積んだトラックが数台止まっているのを目撃。トラックからは異臭が漂い、隙間から見えたリンゴのほとんどが腐っていたという。

同ユーザーは動画を撮影してネット上に投稿。リンゴはその後、同社の工場内に運ばれたといい、「これらの腐ったリンゴがジュース会社によってどのようにされるかは分からない」と述べた。


紅星新聞の記者が27日に現場を訪れると、同ユーザーの証言通りトラックが止まっており、異臭を放っていた。運転手に話を聞くと、これらのリンゴは礼泉安徳利の工場内に運ぶものだと語ったという。


一方、同社の責任者はうわさについて「誤解だ」とし、「すべてのトラックを受け入れている(積み荷を引き取る)わけではなく、すべての果物を検査もせずにジュースにしているわけでもない。不良品率が高ければ返品する」と説明。「品質問題には厳しく取り組んでいる」「製品が不合格なら売ることはできない」と強調した。

同責任者によると、工場では主にジュースを製造しており、製品の85%は輸出用。現在、同工場には現地の市場監督管理局が調査に入っており、一時的に稼働を停止しているという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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