Record China 2024年8月29日(木) 22時0分
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台湾メディアの民視新聞台は28日、インドネシアで開催中の射撃のオーストラレーシア大会で、中国選手が台湾の旗を勝手に降ろす騒動があったと伝えた。資料写真。
台湾メディアの民視新聞台は28日、インドネシアで開催中の国際実用射撃連盟(IPSC)が主催する射撃のオーストラレーシア(南太平洋地域)大会で、中国選手が台湾の旗(青天白日旗)を勝手に降ろす騒動があったと伝えた。
報道によると、バリ島で開催中の“2024 Australasia Handgun/PCC Championship”の開会式で掲げられた台湾の「青天白日旗」を、3人の中国選手が奪い取る騒動があったという。
当時の状況を知る台湾選手・陳品佑(チェン・ピンヨウ)の父親は「台湾の旗が不自然に揺れていて、3人の中国選手がわれわれの国旗を撤去しようとしていた」とし、「私の息子が非常に憤慨して『返せ!』と言うと、相手はおとなしく返した」と説明。中国選手らはそそくさとその場から立ち去ったという。
大会主催者は3人のスタッフを派遣して台湾の旗を改めて掲げ、同様の行為が行われないように監視スタッフを配置したという。陳の父親は「スポーツ精神がない。政治をスポーツに持ち込むべきではない。(中国)選手の行為は絶対に容認できない」と述べた。
民視新聞台は「IPSCの公式ウェブサイト上でも、台湾の旗は(チャイニーズタイペイとしてスポーツ大会で使用する「梅花旗」ではなく)「青天白日旗」が使用されており、同連盟への加入も台湾の方が(中国よりも)早かった」と指摘。「国際大会での中国チームのとんでもない行為は、他国の選手からの非難をも引き起こしている」と報じた。
報道によると、同大会は4年に1度開催され、今回は32カ国・地域が参加しているという。(翻訳・編集/北田)
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