マレーシア産生ドリアン、最短12時間内に広州の市場で流通

人民網日本語版    2024年9月3日(火) 12時30分

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マレーシア産の生ドリアンは最短12時間内に中国・広州の市場に流通している。

広州税関の発表によると、マレーシア産ムサンキング(猫山王)ドリアン113箱(重さ1.1トン)が8月30日夜に広州白雲国際空港に到着し、広州税関所属の広州白雲空港税関の監督管理を経て、順調に通関した。マレーシア産の生ドリアンの中国輸入が6月に認められた後、広州口岸(通関地)がマレーシア産生ドリアンを輸入するのはこれが初となる。

中国は世界最大のドリアン輸入・消費国で、マレーシア産ドリアンの最大の輸出先でもある。マレーシア産のムサンキングドリアンは、これまでは冷凍もしくは加工製品として中国に輸出されていた。

マレーシア産のムサンキングドリアンは、木で完熟してから収穫されるため、品質保持期限が冷凍ドリアンより短く、物流のタイムパフォーマンスに対してより要求が高い。生鮮食品の安全で効率的な通関を保証するため、広州白雲空港税関は自発的に関連企業と連携し、第1陣となるマレーシア産生ドリアンの輸出計画を理解し、通関全フローの業務指導を提供し、植物検疫専門家による貨物検査を手配した。

このドリアンは30日午後8時ごろ、広州白雲空港税関生鮮農産物「グリーンルート」を経てすべての通関手続きを終え、空港から市場での販売に向けスムーズに輸送された。これらのドリアンの輸入者である宏輝果蔬の呉燕娟(ウー・イエンジュエン)会長は、「広州の東南アジアからの空運面での強みと良好な通関環境により、マレーシア産の生ドリアンは最短12時間内にマレーシアの畑から広州の各大型スーパーに運ばれる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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