28年前のチャウ・シンチー映画「食神」が中国で初公開、惨敗で「神話」崩壊?

anomado    2024年9月3日(火) 15時0分

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香港の俳優で映画監督のチャウ・シンチーの主演・監督作品「食神」が28年を経て中国で初めて劇場公開された。

香港の俳優で映画監督のチャウ・シンチー(周星馳)の主演・監督作品「食神」が28年を経て中国で初めて劇場公開された。

中華圏を代表するコメディスター、チャウ・シンチーの「食神」は香港で1996年に公開され、同年の年間興行収入2位を記録したヒット作。すでに28年を経ているが、このたび中国で初の劇場公開となり、8月31日にデジタルリマスター版の上映がスタートした。

中国メディアによると、絶大な人気と影響力を誇るチャウ・シンチーの映画ながら、初日の興行収入は約300万元(約6200万円)で、全国の劇場におけるスクリーンシェア率も4.7%にとどまった。また、最終的な興行収入は1400万元(約2億9000万円)前後に終わるのではないかと予測されている。

「食神」の惨敗状況を伝えるニュースに、ネット上では「星爺(チャウ・シンチーの愛称)の不敗神話はとうとう終了した」との声が上がったものの、「たぶん大多数の人が何回も見ている映画」「今さらわざわざ映画館へ行って見ようとは思わない」「28年前の映画でその数字なら十分に快挙だ」といった声が大多数を占めた。

なお、中国で公開中の「食神」はオリジナルの95分から一部削除され、92分となっている。削除された3分間はいったいどのシーンなのか関心を寄せる声も上がっている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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