最新の中国時代劇ドラマ「長楽曲」が好調を示す中、主要キャストが着用する衣装にも関心が寄せられている。

ディン・ユーシー（丁禹兮）とドン・オンシー（鄧恩熙）が主演の「長楽曲」は8月26日に湖南衛星テレビと芒果TV（マンゴーTV）で放送と配信をスタート。オンエア当日には同時間帯の視聴率ランキングで全国1位を獲得したほか、配信でも8日間で再生回数が早くも1億回を突破。「先婚後愛（結婚後に愛が生まれる）」という時代劇の王道ストーリーながらも、サスペンスタッチのスリリングな展開でファンを増やしている。

好調な「長楽曲」では、悪役の「永安公主」を演じる女優マオ・リンリン（毛林林）の衣装が、目ざとい視聴者の指摘で注目を浴びている。刺しゅうをほどこした豪華な衣装が、2021年のファンタジー時代劇ドラマ「斛珠夫人～真珠の涙」でヒロインを演じたヤン・ミー（楊冪）が着用したものと、色から刺しゅうの柄まで酷似していることが明らかに。ネット上に登場した比較写真を見ると、まったく同じ衣装であることが分かる。

最近ではディリラバ（迪麗熱巴）とチェン・フェイユー（陳飛宇）主演の時代劇ドラマ「慕胥辞」でも、撮影現場で撮られた写真から、別ドラマからの借り物衣装の話題が浮上して注目されたばかり。しかし、ネット上では「斛珠夫人で使われた衣装は手の込んだ美しいものが多く、再利用しないともったいない」という声や、華麗で強いオーラを持つ「永安公主」には「ぴったりはまる衣装だ」などと、肯定的に受け止める視聴者の声も多く聞かれている。（Mathilda）