中国の習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で2日午後、中国・アフリカ協力フォーラムサミットに出席するために中国を公式訪問した南アフリカのラマポーザ大統領と会談しました。

習主席はラマポーザ大統領に対して、「中国と南アフリカの友好は民族解放を勝ち取る過程で肝胆相照らしたことや国家の発展と建設を推進する上で相互に扶助し共に歩んだことに由来し、国際的な公平さと正義を追求する団結と協力に由来している。南アフリカは私が最も多く訪問したアフリカの国であり、あなたは今回の中国・アフリカ協力フォーラムサミットの前に私が初めて接待した中国への公式訪問のアフリカの国家指導者だ。このことは中国と南アフリカ関係の高い水準とわれわれの友好を示している」と述べました。

習主席はまた、「今年は中華人民共和国成立75周年であり、新たな南アフリカの発足30周年でもある。中国と南アフリカ両国の現代化を追求する使命は国際情勢の風雲の変化にもかかわらず不変であり、中国とアフリカとの協力を推進する志は変わっておらず、グローバルガバナンスを整備する願いは変わっていない。新時代の新たな道のりにおける中国と南アフリカの団結と協力の強化は、両国国民に共通する期待に合致し、グローバルサウスの発展と強大化の歴史のプロセスに合致し、重要な時代の意義と世界への影響を持っている。私はここに、中国と南アフリカ関係を新時代の全方位的戦略協力パートナーシップに引き上げることを提案する」と述べました。

習主席はラマポーザ大統領と共に、協力文書の締結式に出席しました。（提供/CRI）