2024年9月3日、韓国・アジア経済は「韓国を出発して日本に向かう訪問客が韓国の空港で入国審査を行う事前入国審査制度を導入する案を日本政府が検討している」と伝えた。

記事は日本メディアの記事を引用し「日本政府は自国の入国審査官を韓国の空港に派遣して日本入国書類、指紋、写真などで入国審査を行い、日本に到着後は簡単な本人確認だけで入国できるようにする」「到着後の審査時間を大幅に短縮して人的交流を促進する目的で、来年の日韓国交正常化60周年に向けた友好政策の一つとして考えている」「岸田文雄首相が6～7日に訪韓し尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領と行う首脳会談で議題に上る可能性があり、日本を出発して韓国を訪れる旅行客に対して韓国の審査官が日本の空港で事前入国審査を行う案も検討されている」などと説明している。

また「日本を訪れる外国人訪問客の急増により空港入国手続きの待機時間が増え、それに伴い不満が高まっていることも事前入国審査制度を導入する理由だ」「日本政府は今年の訪日外国人の数が過去最多の3500万人に達すると予想している」とも伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「良いアイデア。日本の空港は何でも遅過ぎる」「これは最高のシステムだよ」「悪くないね。日本入国時、韓国人があまりに多くて入国までに時間がかかり過ぎるから」「歓迎。一般民間人との友好文化的交流が増えれば増えるほど良い関係に発展できる」「尹大統領が頑張って日韓関係を正常化させた結果だ」などの声が上がっている。

その他「入国審査を自国で（笑）。それだけたくさんの韓国人が行っているということか」「日本で日本がするべきことをなぜ韓国でするの？。日本が楽するために」「日韓間はビザ、パスポートなしで旅行できるようにするのも良い方法だ」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）