Record China 2024年9月5日(木) 0時0分
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中国・山東省でウエディングドレスを試着した女性が「わきのにおい」を理由に店から賠償を請求されたという。資料写真。
中国・山東省でウエディングドレスを試着した女性が「わきのにおい」を理由に店から賠償を請求されたという。香港メディアの香港01が4日付で報じた。
記事によると、女性はこのほど中国のSNS・小紅書(RED)で事の顛末(てんまつ)をつづった。来年、結婚する予定だという女性はこのほど、相手の男性と一緒にウエディングドレスの販売店を訪問、店員からあれこれ紹介された中から2着を選んで試着することにした。
1着目を着てみたがあまり気に入らず、脱いで店員に返した。この時、店員の表情がゆがんでいたことに気付いたが、気に留めていなかった。2着目を着てみたもののこちらもあまり似合っていないと感じた。店の2階で試着していたがエアコンが付いておらず暑かったため、とりあえず家に帰ってゆっくり考えようということになり、2着目も脱いで店員に返したが、店を出ようとした時に店員に呼び止められた。
店員は「ウエディングドレスにあなたのにおい(体臭)が付いた」として賠償を求めてきた。女性は自身のわきのにおいを自覚しており、暑い中で脱ぎ着したため汗をかいていたことを認めたが、賠償するほどのことではないと感じ警察に通報した。駆け付けた警官の仲裁を経て、最終的に店側に2000元(約4万円)を支払うことで決着したという。
女性は不満げだったが、多くのネットユーザーは「『わきが』のにおいは洗い落とすのが難しい」などと店側の対応を支持。「ウエディングドレスはおそらくどちらも処分されただろう」とし、女性がその費用を負担するのは当然との意見が多かった。また、個人でウエディングドレスの販売店を営んでいるというユーザーは「わきがのにおいが付いてしまうと洗い落とせないドレスもある。試着前にはシャワーを浴びてほしい」とコメントした。
女性はしばらくして改めて小紅書に「自分のにおいがそこまでだったとは知らなかった」と投稿し、店側に謝罪したこと、病院でわきが手術を受けてきたことを報告。病院内の写真や術後にわきにガーゼを貼っている写真をアップし、「手術時間は30分ほどだった。こんなに手軽なら、もっと早くにやっておくべきだった」とつづった。(翻訳・編集/北田)
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