国務院新聞弁公室は5日、「質の高い発展の促進」をテーマとした記者会見を開きました。中国人民銀行（中央銀行）の陸磊副総裁は同記者会見で、「中国人民銀行は高水準の金融開放を引き続き推進し、国際的な金融ガバナンスについての協力に積極的に参画していく」と説明しました。

陸副総裁は「7月末時点での海外投資家による中国の債券保有額は過去最高の4兆5000億元（約91兆円）に達した。全世界の貿易と投融資に占める人民元建てのシェアは6％で、世界第2位だった。中国人民銀行は国際社会の金融機関や主要経済体の通貨当局との意思疎通や協力を引き続き強化し、国際的な金融ガバナンスに積極的に参画し、国際協力の拡大という文脈の中で開放能力を高めていく」と述べました。（提供/CRI）