サッカー日本代表が中国代表に圧勝したワールドカップ（W杯）アジア最終予選の5日の試合をめぐり、中国の解説者が日本のサポーターを「恐ろしく冷静で礼儀正しい」などと評した。

この解説者は咪咕視頻プレミアリーグ解説者などを務める鶏錕氏だ。同氏はまず、「日本が7－0で中国に勝ったことは両国のサッカーの差をリアルに示している。過去にこれほどの大差がなかったのは単に運が良かっただけだ」と言及。その上で、「さらに印象深いのは中国のサポーターに比べて日本のサポーターは恐ろしく冷静で礼儀正しいということだ」と述べ、中国で昨シーズン開催された中国と日本のクラブとの試合で、中国のサポーターが暴言などの行為で「あいさつ」をしたこと、日本の選手はこれに反応することなく試合後にスタンドにお辞儀をしたことを説明した。

一方、埼玉スタジアム2002で行われた今回の試合で日本のサポーターエリアに行ってみるといかなるブーイングも非友好的な態度もなく、日本が大勝した後に皮肉る声も聞かれなかったという。

同氏はまた、「日本のサポーターは中国の国歌を起立して聞き、拍手を送った」と述べ、「各方面で差が次第に開いている」と指摘した。（翻訳・編集/野谷）