三つ子の3姉妹が同じ大学に入学―中国

CRI online    2024年9月8日(日) 0時30分

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福建省泉州市所轄の南安市でこのほど、そっくりな三つ子の3姉妹が奨学助学金を授与されたことが話題を呼んでいます。

中国南東部に位置する福建省泉州市所轄の南安市でこのほど、そっくりな三つ子の3姉妹が奨学助学金を授与されたことが話題を呼んでいます。

3姉妹は南安市英都鎮英東村の住民で、名前はそれぞれ洪奕藍さん、洪祺藍さん、洪勝藍さんで、地元の英都教育基金の奨学助学金を受けました。2005年生まれの3姉妹は幼稚園から小中高校までずっと一緒で、今は受かった大学まで同じ福州大学です。

3姉妹の名前も考えに考えて付けられたものです。真ん中の文字をつなげると語呂合わせで「一緒に生まれた」「一緒に勝つ」ことになり、一緒に生まれ、共に成長するとの意味が込められており、ずっと最も深い思いやりの気持ちを分かち合ってきました。

両親が仕事で忙しいため、祖母から文字や絵画、数の数え方を教わりました。授業後の余暇のほとんどを絵画と読書に費やしました。読書をする時は互いに付き添い、助け合ったり、長所を見習って短所を補ったりして、共に進歩してきました。大学の受験勉強中に、身近にいつも本音を言える人がいたので、ストレスが少し和らいだとのことです。

今年の大学入試で、3姉妹はそれぞれ602点、605点、590点を取りました。志望校を申し込む際、それぞれ省内外の異なる大学にしましたが、結果として受かったのは同じ福州大学でした。福州大学の合格通知書を受け取った3姉妹は、「同じ大学に入れることは心に通じ合うものがあるほか、縁がそうしてくれた」と思っています。ただし、大学は同じですが、専攻はまちまちです。

間もなく始まる大学生活に、3姉妹は期待で胸がいっぱいになっています。キャンパスの食堂のさまざまな美食を全部味わい、キャンパスの隅々に足を運ぶことはもちろん、新しい目標も立てています。「大学院生を目指して学習計画を立てている」と意気込んでいます。大学期間中、引き続き支え合い、共に成長することを望んでいます。(提供/CRI

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