Record China 2024年9月9日(月) 15時0分
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サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦で日本に7-0と惨敗した中国サッカー協会の選手らへの激励の言葉に、ネット上で嘲笑が巻き起こっているという。
5日に行われた初戦では、日本が遠藤航、三笘薫、南野拓実、伊東純也、前田大然、久保建英のゴールで大勝した。中国としてはW杯予選で過去最大得点差での敗戦となり、親善試合を含めてもブラジルに8-0で敗れたのに続く大敗となった。
中国代表の次戦は10日、ホームでサウジアラビアと対戦する。試合を前に、7日に代表チームの合宿地を訪れた中国サッカー協会の宋凱(ソン・カイ)会長らが激励の演説を行った。宋会長は「チームにはできるだけ早く初戦の敗北の陰から抜け出し、安定と団結を保った状態でポジティブな姿勢で次の試合に注力してほしい。10日の試合では良いメンタル、ホームの勢い、気概を示してほしい」と語った。
報道によると、協会幹部からは代表チームを叱責する声は出ておらず、これまで通りチームを支える方針を示している。今回の会長ら幹部の訪問も「ワンチーム」を強調するためとみられている。
一方で、香港メディアの香港01によると、宋会長の言葉は中国のサッカーファンから嘲笑の対象となっており、「気概ってなんだよ」「激励したのは一度や二度じゃない。どんなに激励したところで気概なんて生まれない」「実力がないやつほど、気概を強調するんだよ」「気概を求めるならまず自分が見せよ」「気概を出せるかどうかはわからないけど、フルボッコにされる可能性は高い」といったコメントが寄せられた。
ほかにも、「(中国代表は)浪費にかけてはナンバーワン」「恥をかくな。まだやる気?もう解散しなよ」「練習のダラダラした感じからもう結果は見えている」「棄権すれば(規定により)0-3の負け。そんなに恥をかかなくて済む」「どんなに大敗しても高給がもらえるんだから、選手たちは気にしないだろう」「中国でサッカーは金を稼ぐための道具。他国とは本質が違う」などの声が上がっているという。(翻訳・編集/北田)
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