<サッカー>「日本選手を蹴ればいい」と発言の中国サポーター、非難殺到し謝罪

Record China    2024年9月9日(月) 17時0分

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サッカーのワールドカップアジア最終予選、日本対中国の試合後、スタンドの中国サポーターの一人が「日本選手を蹴ればいい」などと発言した問題が物議を醸している。

サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選、日本対中国の試合後、スタンドの中国サポーターの一人が「日本選手を蹴ればいい」などと発言した問題が物議を醸している。

5日に埼玉スタジアム2002で行われた試合は、日本が三笘薫南野拓実伊東純也らのゴールにより7-0で圧勝した。中国にとってはブラジルに8-0で敗れたのに次いで2番目に点差の大きい、歴史的惨敗となった。

問題になっているのは試合後のスタンドの中国側応援席で撮影された動画。中国のサポーターの男性が涙を流しながら、「われわれが恐れているのは敗戦ではなく(中国代表チームに)闘志がないことだ。勝てないなら相手(日本選手)を蹴ればいい。そうだろう?彼らは欧州組が大勢いて、けがを恐れている」などと語っている。

この発言には中国のネットユーザーからも非難の声が殺到しており、「この発言はダメでしょ」「そういう考え方はどこで学んできたんだ?」「少林サッカーかよ」「人を蹴れだと?本当にサッカーファンか?」「大敗して十分恥ずかしいのに、恥の上塗りだ」「このチームにしてこのサポーターありだな」「ゴールを失うのはいいが、人間性を失うのは大問題だ」といったコメントが投稿されている。

批判が殺到したことを受け、男性は自身のSNSで「私が言った蹴れというのは、日本代表に遊ばれている時にファウルを恐れずハードに当たりに行って流れを止めろという意味だった。相手のパス回しや個人技による攻撃をやすやすとさせるなということで、けがをさせるような悪質なファウルをしろということではなかった」と説明。「誤解を与えたのなら、皆さんに謝罪します」とつづった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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