最新の中国ドラマを対象に、8月に中国のSNS・微博（ウェイボー）で話題になった主演俳優や女優の話題性ランキングが公開された。

このランキングはウェイボーに登場したトピック（話題）のページビュー数を比較したもの。それぞれのドラマや出演者に対する視聴者の関心の高さを示しており、俳優部門ではタン・ジェンツー（檀健次）が3億1000万回でトップに立った。

昨年のヒット作「長相思」で人気が急上昇したタン・ジェンツーだが、続編の「長相思2」が7月に配信された。「長相思2」の影響が尾を引く中で、8月23日には最新の主演ドラマ「四方館」が配信をスタート。コメディーをふんだんに交えた「四方館」では、こん身のアドリブシーンの数々も人気を集めている。

女優部門でトップに立ったのは、「許我耀眼」のチャオ・ルースー（趙露思）。現在も撮影中だが、ドラマで着用する衣装が分かっているだけで70着に上り、関連トピックのページビュー数は6億回を突破。2位でバラエティー番組「中餐庁」の影響も大きかったユー・シューシン（虞書欣）の4億7000万回、3位のバイ・ルー（白鹿）の3億7000万回を大きく突き放している。

俳優部門で2位のチャン・ワンイー（張晩意）は、タン・ジェンツーと同じく「長相思2」の影響が続く中、8月12日に配信をスタートした時代劇ドラマ「柳舟記」の好調も大きく手伝って2億6000万回となった。

3位のチャン・リンホー（張凌赫）は、6月末から配信された時代劇ドラマ「度華年」の人気が続き、8月にはジン・ティエン（景甜）と共演した時代劇ドラマ「四海重明」が配信をスタート。さらにチャオ・ジンマイ（趙今麦）と共演する最新作「桜桃琥珀」の動向も注目を集めて2億回となっている。（Mathilda）