円明園で日本人観光客らに難癖、中国外交部「われわれは特定の国を差別しない」

Record China    2024年9月10日(火) 11時0分

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中国・北京市の円明園で中国人インフルエンサーが日本人観光客らに難癖をつける動画を撮影した問題について、中国外交部がコメントした。

中国・北京市の円明園で中国人インフルエンサーが日本人観光客らに難癖をつける動画を撮影した問題について、中国外交部がコメントした。

先日、日本人観光客の男女と中国人通訳が円明園で記念撮影をしていたところ、「亜人(アジアンマン)」の名で活動する中国のインフルエンサーが難癖をつけ、追い回して動画を撮影する騒動が起きた。その後、現場に現れた警備員までもが日本人の蔑称を用いて「亜人」を擁護。動画が拡散すると、「亜人」や警備員への非難の声が殺到した。

9日の外交部定例会見で騒動について聞かれた毛寧(マオ・ニン)報道官は「具体的な状況については把握していない。個人の言動については論評しない」としつつ、「中国はオープンで包容的な国。われわれはいかなる特定の国に対しても、差別的な方法を取ることはない」と強調した。

中国のネット上では「亜人」と見られる人物が2019年に米国で性的暴行や脅迫の容疑で逮捕されていたとの情報が流れており、靖国神社に落書きをして最近中国の警察当局に別件で拘束されたインフルエンサーのアイアンヘッド(鉄頭)こと董光明(ドン・グアンミン)容疑者と同類だとの批判が寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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