中国外交部の9日の定例記者会見で、記者から2024年中国・アフリカ協力フォーラムサミットが成功裏に開催されたことに関連し、中国が今回のサミットが中国・アフリカ関係に与える意義をどう捉えているかについて質問がありました。中国外交部の毛寧報道官は、「中国・アフリカ協力フォーラムサミットは今世紀の初めに誕生したもので、中国と発展途上国が創設した初の制度的対話プラットフォームであり、中国が一つの大陸に向けて設立した初の多国間協力メカニズムでもある。当フォーラムは既に24年を経過しており、その間に4回のサミットと9回の閣僚級会議、17回の高官会議を開催し、中国とアフリカが集団的対話を行う重要なプラットフォームと実務協力を深める効果的なメカニズム、南南協力の『金看板』となっている」と述べました。

さらに、「中国のアフリカに対する貿易額と投資残高はそれぞれ20倍と100倍に増え、『一帯一路』共同建設の協力は豊かな成果を上げている。中国はアフリカに複数の文化センターを設立し、60以上の孔子学院を設立し、アフリカ40数カ国に医療チームを派遣し、延べ3億人近い患者を診療した」と紹介しました。

また、「今回のサミット期間中、習近平主席は『アフリカの地雷被害対策を支援する行動』の実施を宣言した。これは中国がグローバル安全保障イニシアチブを推進する上での、アフリカでの実務的措置の一つである。中国は物資援助から人員の養成、実地指導などの方法を通じて、アフリカ諸国への地雷除去協力を強化し、アフリカが地雷の脅威から早期に抜け出し、安全、安定、持続可能な発展を実現するのを支援していく」としました。（提供/CRI）