中国網信網の発表によると、国家インターネット情報弁公室はこのほど「国家情報化発展報告書（2023年）」を発表した。報告書によると、中国における2023年のビッグデータ産業規模は前年比10．45％増の1兆7400億元（約34兆8000億円）だった。人民網が伝えた。

報告書によると、データ資源の開発利用水準が大幅に向上した。中国の2023年のデータ生成総量は32．85ZBで、ビッグデータ産業規模は前年比10．45％増の1兆7400億元。データ資源の質が持続的に向上し、大規模言語モデルの訓練向けのデータ資源が急増している。中国サイバー・セキュリティー協会は第1期・120Gの中国語基礎言語材料を発表し、北京市は2期のAI大規模言語モデル高品質データセットを発表した。データ総規模は612TB以上。全国一体化政務サービスプラットフォームデータ共有ハブは累計2万600種のデータ資源を発表し、各地の各部門によって5300億回以上シェアされた。2023年には中国の226の省級および都市の地方政府がデータ開放プラットフォームをリリースした。開放した有効データセットは22％増の34万に上った。このように上下部門による連動と、同レベル部門によるデータ活動体制がほぼ形成された。（提供/人民網日本語版・編集/YF）