野球U‐23W杯で大乱闘、両者手を出すも韓国選手だけが退場=韓国ネット「韓国選手が悪い」

Record Korea    2024年9月11日(水) 11時0分

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10日、韓国・朝鮮日報は「ベネズエラの走者が守備中の韓国三塁手の顔面を殴ったことから大乱闘が発生したが、殴られた韓国選手だけが退場となった」と報じた。資料写真。

中国で開催中の「第5回 WBSC U-23野球ワールドカップ」で韓国とベネズエラの試合が行われ、両チーム選手による大乱闘が起きた。10日、韓国・朝鮮日報は「ベネズエラの走者が守備中の韓国三塁手の顔面を殴ったことから発生したが、殴られた韓国選手だけが退場となった」と報じた。

韓国はベネズエラとグループBオープニングラウンドで対戦し、4対8で敗れた。最終回7回の表、ベネズエラは無死一塁、二塁の状況で打者が犠牲バントを敢行。二塁走者が三塁にスライディングすると、三塁ベースカバーに入った遊撃手キム・ドゥヒョン(KIAタイガース)にぶつかった。足を上げた状態での危険なスラインディングだったため、転倒したキム・ドゥヒョンは立ち上がると走者の背中を殴り抗議した。すると、走者がキム・ドゥヒョンの顔面を拳で殴りつけたため、両チーム選手がベンチを飛び出し乱闘となった。

このため試合は一時中断となり、審判がキム・ドゥヒョンを退場させた。この走者はアウトとなったが、試合再開後、韓国は追加点を取られ初黒星を喫した。韓国の野球ファンからは「あんな危険なスライディングをする選手がいるなんて」「謝罪しないどころか拳で殴りつけたというのに退場させないなんてありえない」「サッカーだったら一発レッドカードでしょ」「協会が正式に抗議すべき」など、判定に対する不満の声が上がっているという。

一方、韓国のネットユーザーからは「確かに手からスライディングすべきだったとは思うけど、けんかを売ったのは先に背中をたたいた韓国選手の方では。ただ口で痛いと訴えただけなら謝罪してきたかもしれない」「キム・ドゥヒョンが 1000000%悪い。いくら腹が立っても選手が暴力に訴えてはいけない」「先に手を出したのはキム・ドゥヒョンだから何とも言えない。危険な行為だと審判に抗議するとか、相手選手に口で伝えるとかしないと」「ベネズエラの選手は、キム・ドゥヒョンに殴られたからやり返しただけで、何も悪くない」と韓国選手側をとがめるコメントが多数寄せられている。

その他、「監督やスタッフは何のためにいるんだ?強く抗議し、試合後も抗議と審判の処罰要求をしないと」「他の報道によると、キム・ドゥヒョンが1試合、ベネズエラの選手は4試合の出場停止処分だそうだ。それなら納得だ」などの声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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