サッカーのワールドカップ（W杯）北中米大会アジア最終予選の第2戦で、日本がアウェーでバーレーンに5－0で大勝した。初戦で日本に0－7と大敗した中国のサッカーファンからも感嘆の声が上がっている。

10日に行われたグループCの日本対バーレーンの試合は、立ち上がりから主導権を握った日本が37分に上田綺世のペナルティーキック（PK）で先制する。後半開始早々には上田が右足を振り抜き追加点を挙げるとさらに攻勢を強め、61分には上田のポストプレーから守田英正がゴール右隅に流し込み3点目を挙げた。

さらにその3分後には、左サイドの三笘薫からのクロスを中央に走り込んだ守田が押し込み4点差とする。完全に試合をコントロールした日本は攻撃の手を緩めず、81分には途中出場の小川航基が頭で押し込み、ダメを押した。日本は初戦の中国戦に続くゴールラッシュで同グループ首位を快走している。

中国のサッカーファンからは「シン・アジアの光」「日本は強すぎ」「強すぎて怖い」「このほかにもまだ決定機がいくつかあった」「日本はラクラク勝利した印象。後半のゴールではセレブレーションすらしていなかった」「日本はもうアジアの他チームと同じレベルにない。本当に悔しいなあ」「日本はたとえサブメンバーでもう1チームつくったとしてもアジアトップレベル」など、称賛と感嘆の声が上がった。

また、「（2次予選最終戦の）シリアに5発、中国に7発、バーレーンに7発。日本の実力はまさに世界一流」「おそらく、イラン、イラク、オーストラリア、韓国あたりしか日本に対抗できない。彼らでも勝てないだろうけど」「日本は大きく変わった。以前はアジアの弱小国に対して単にポゼッションして優位に試合を進めるだけだったけど、今ではポゼッションの中に頻繁に緩急をつけていて、弱いチームは適応し切れない」などの声も。

このほか、「もう怖いよ。日本の実力は安定しすぎている。まあ、中国も（逆の意味で）安定しているけどね」「俺は今、日本がW杯で優勝することは信じられても、中国がW杯に出場することは信じられない」「見たか？。日本が強すぎて、中国は弱すぎるんだ。（中国が）負けたからといって監督をたたくなよ」「中国は日本人監督を招聘（しょうへい）しろ」などのコメントも寄せられている。

なお、グループCは日本が2戦2勝の勝ち点6、12得点無失点で首位。同日の試合で中国に2－1で勝利したサウジアラビアが勝ち点4の2位、バーレーンが同3の3位、インドネシアが同2の4位となっている。日本のライバル・オーストラリアは1分1敗でまさかの5位（勝ち点1）に沈んでいる。中国は2敗で最下位。（翻訳・編集/北田）

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エースストライカーに最終予選初得点
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このPKを沈めたのは上田綺世
日本が先制に成功する‼️

AFCアジア最終予選
バーレーン×日本
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