中国の王毅主任、ロシア連邦安全保障会議のショイグ書記と会談

CRI online    2024年9月11日(水) 15時50分

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王毅中国共産党中央政治局委員・中央外事活動委員会弁公室主任は10日、訪問先のロシアのサンクトペテルブルクで、ショイグロシア連邦安全保障会議書記と会談しました。

王毅中国共産党中央政治局委員・中央外事活動委員会弁公室主任は10日、訪問先のロシアのサンクトペテルブルクで、ショイグロシア連邦安全保障会議書記と会談しました。

王主任は、「過去100年になかった大変局を前にして、両国関係が安定し健全な発展を維持しているのは、つまるところ、両国元首がかじを取って率いていることによるものだ」と指摘した上で、「今年に入ってから、両国は国交樹立75周年の新たなスタート地点に立って、さまざまなレベルの交流を保ち、両元首の重要な共通認識を実行に移すと同時に、恒久的な善隣友好や全面的な戦略協力、互恵協力・ウィンウィンの政治的・社会的基礎をさらに打ち固めてきた」と強調しました。さらに、「中国はBRICS輪番議長国としてのロシアの活動を支持し、手を携えてBRICS諸国の相互信頼と相互協力を深め、『大BRICS』協力の新たな局面を絶えず切り開いていくことを願う」との中国の姿勢を表しました。

ショイグ書記は、ロシアがBRICS輪番議長国を務めることに対する中国の支持に感謝の意を示した上で、「ロシアは引き続き中国との戦略的意思疎通を強化し、密接な協調と協力を保って、来月開催されるBRICS指導者カザンサミットの成功のために万全を期していく」と述べました。

双方はまた、ウクライナ危機についても意見を交換しました。ショイグ書記は「中国とブラジルが共同で提案した『六つの共通認識』を歓迎し、この共通認識が国際社会に広く認められたことを喜んでいる」とのロシアの立場を示しました。王毅主任は、「中国はウクライナ問題において一貫して客観的で公正な態度を取っている。今後も引き続き、国際社会におけるバランスのとれた客観的で理性的な声を増すことに力を入れ、停戦の早期実現や、危機の政治的解決の推進に向けてより多くの国際的な共通認識を集め、必要な条件を蓄積していく」と述べました。(提供/CRI

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