「中国の北極」漠河で15日前倒しで集中暖房の供給がスタート

人民網日本語版    2024年9月12日(木) 14時30分

拡大

黒竜江省大興安嶺地区の漠河市では計画より15日前倒しとなる9月10日に集中暖房の供給が始まった。

中国の東北エリアではすでに気温が下がり始めており、中国最北の街である黒竜江省大興安嶺地区の漠河市の最低気温に至っては、氷点下に突入した。これを受け、同市では、計画より15日前倒しとなる9月10日に集中暖房の供給が始まった。供給は今後8カ月間続くことになる。中国新聞社が伝えた。

漠河市華鵬供熱の集中暖房供給システムが設置されているエリアに足を運ぶと、集中暖房供給ユニットが全て稼働し、作業員がボイラーの各種データのモニタリングと調整を行っていた。

漠河市の市民・李艷霞(リー・イエンシア)さんは、「朝起きるととても暖かく、寒さを感じることはなかった。家の中では半袖で過ごせる。漠河市の外の気温は低く、朝晩はダウンジャケットが必要。でも、集中暖房の供給が始まり、家の中はポカポカで、とても心地よい」と話した。

中国最北の街である漠河市は、中国で緯度が最も高く、気温が最も低い都市でもあり、年間平均気温は氷点下約3.5度。観測史上最低気温は氷点下53度となっている。同市では毎年8カ月間にわたり集中暖房が供給されており、中国で最も早い時期に集中暖房が始まり、供給期間が最も長い場所となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携