CRI online 2024年9月15日(日) 21時50分
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中国海警局の劉徳軍報道官は、中国の仙賓礁の潟湖に停留していたフィリピン沿岸警備隊の9701号船が14日午後2時ごろに撤退したことを明らかにしました。
劉報道官はこれまでの状況について、フィリピンの9701号船は4月17日以来、中国の仙賓礁に5カ月近くも不法停留していたと説明。フィリピン側の行為は中国の領土主権を深刻に侵害し、『南海各方面行動宣言』に著しく違反し、地域の平和と安定を著しく破壊するものだと批判しました。中国側が法に基づき9701号船に対して管理や取り締まりを実施した結果、フィリピン側は何度も同船への補給を試みたが、いずれも失敗したとのことです。
劉報道官は、「我々はフィリピン側に対して、煽り立てや危険を伴う権利侵害を停止し、中国側と向き合い、『南海各方面行動宣言』の厳粛性と有効性を守るよう警告してきた。中国は仙賓礁を含む南沙諸島とその周辺海域について争う余地のない主権を持っている。中国海警は法に基づき中国の管轄海域で権利の保護と公務執行を続け、国の領土主権と海洋権益を断固として守る」と述べました。(提供/CRI)
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