海外人気ファッション誌の「中国版」が実はニセモノ、人気芸能人たちも被害者に

anomado    2024年9月18日(水) 10時0分

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ファッション&カルチャー雑誌「ODDA」の中国版が実は偽物で、台湾の女優ルビー・リンやジョー・チェンなど多くの芸能人が被害に遭っていたと中国メディアが報じた。

ファッション&カルチャー雑誌「ODDA」の中国版が実は偽物で、台湾の女優ルビー・リン(林心如)やジョー・チェン陳喬恩)など多くの芸能人が被害に遭っていたと中国メディアが報じた。

米ニューヨーク発の「ODDA」は2012年創刊された雑誌で、中国メディアによると現在は英国を拠点に年2回発行されている。この騒動は中国の女性カメラマンが中国のSNS・微博(ウェイボー)上で告発したことで分かった。同カメラマンは、今年初めに撮影を行った「ODDA」の仕事で報酬の未払いが続いていたため、同誌の本部に連絡を取ったところ、「中国版とは何の関係もなく、現在は弁護士が介入して対応中であることを知らされた」と記している。

これまでに「ODDA」中国版のカバーやグラビアに起用されたのは、分かっているだけでルビー・リンやジョー・チェンをはじめ、中国の女優マー・スーチュン(馬思純)、グリナザ(古力娜扎)、リン・ユン(林允)、ソンソチェン・シャオ/程瀟)ら。いずれも人気の高い芸能人ばかりで、思いがけない偽物騒動がウェイボーでもトップニュースとして関心を集めている。

「ODDA」中国版のウェイボー公式アカウントはすでに削除されているが、同誌はこれまでにメッセンジャーアプリ「WeChat」が運営するショッピングサイト「微店(WeChat Shop)」で販売されていたことが分かっている。

中国の企業情報データベース「天眼査」では、「ODDA」中国版の関連会社として「光耀逸庭(北京)文化伝媒有限公司」の企業名が見られるが、事業目的の中に出版業は含まれていない。また、同社の法廷代表人は金銭貸借に関する紛争で、今年6月に消費制限命令を受けている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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