MRT車内で日本人観光客を注意した台湾人女性が後悔―台湾メディア

Record China    2024年9月18日(水) 17時0分

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17日、台湾メディアの三立新聞網は、日本人観光客を注意した台湾人が後悔する出来事があったと報じた。写真は台北のMRT。

2024年9月17日、台湾メディアの三立新聞網は、台湾のMRT(都市鉄道)車内で日本人観光客がタピオカミルクティーを飲んでいるのを見かねた現地の女性が注意したところ、相手の態度に失望したとSNSに投稿し、ネットユーザーたちの注目を集めていることを伝えた。

記事は「便利で速いMRTは多くの人が外出時に利用しているが、MRT車内での飲食禁止の規定は、1996年の木柵線(現:文山線)の開通以来、すでに長い年月がたっている」と説明した上である女性ユーザーの投稿を紹介した。

それによると、最近、女性がMRT車内でタピオカミルクティーを飲んでいる日本人観光客の女性2人を見かねて、日本語でMRT車内の飲食禁止の規定を知らせたところ、2人は「信じられない」といった表情を見せた。女性が車内に掲示している飲食禁止の標識を指さして見せると、2人はようやく受け入れたものの、納得がいかない表情を見せていたという。女性はSNSのThreads(スレッズ)に「無礼な行為」と題してこの件を投稿し、「彼女たちの納得がいかない表情や無礼な行為を見て、注意したことを後悔した。放っておいて罰金を払わせればよかった」とつづった。

台湾のMRTでは、ガムやタブレットなどを含めて飲食は禁止されており、違反者には1500台湾ドル(約7300円)以上7500台湾ドル(約3万6000円)以下の罰金が科せられる。今年6月にも、MRT車内で2人の日本人女性が騒ぎながら飲食をし、見かねた現地の女性が注意する出来事が報じられている。その時の2人の観光客は、現地女性から丁寧な説明を受け、素直に聞き入れたという。

記事によると、今回の投稿に対し、他のネットユーザーからは「日本人に幻想を抱くのはそろそろやめて目を覚まそう」「海外に出た日本人が『海外モード』に変身するのはみんな知っていることだと思っていた」「私が好きなのは礼儀正しいアニメ漫画の中のキャラクターだから関係ない」などのコメントが寄せられているという。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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