中国スポーツメディアの直播吧によると、中国オリンピック委員会（COC）の于再清（ユー・ザイチン）副会長はこのほど、メディアのインタビューに応じ、中国3大球技（バスケットボール、バレーボール、サッカー）の発展に言及し、「中国サッカーのことをいつも悪く言うのはやめてほしい。中国サッカーの発展が難しい原因はサッカー人口が少なすぎること」と語った。

于氏は「中国のサッカー人口はとても少ない。1万人の中から1人を選ぶのと、100万人の中から1人を選ぶのでは明らかに違う。サッカー選手の数が不足しているため、技術も欧州の選手に遠く及ばない。サッカー人口が少なく、技術も劣るのだから、良い成績を収めるのは難しい。中国代表は今回、日本代表に0-7で敗れたが、大敗だったのでファンには言いたいこともあると思う。確かに実力不足だ」と語った。

これについて、中国のサッカーファンからは「サッカー人口が少なすぎるのは誰の責任だよ」「協会上層部も監督も選手も汚職まみれ。代表チームも低迷。子どもたちもサッカーを始めようという気にならないよね」「サッカー人口が少ない原因を分析して解決策を導いてほしい」「代表チームが弱いのは、サッカー人口の問題だけではないはず」「サッカー人口が少なくてもパレスチナは韓国と引き分けたじゃないか」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）