中国のAIは米国に3世代遅れ、専門家「日本やロシアは影さえつかめない」―中国メディア

Record China    2024年9月21日(土) 13時0分

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中国工程院院士の孫凝暉氏はこのほど、「2024中国コンピューター大会」の記者会見で、「2年も追いかけたのに、なぜ中国と米国のAIにはまだ2~3世代の差があるのか」との質問に回答した。

中国メディアの快科技によると、中国工程院院士の孫凝暉(スン・ニンフイ)氏はこのほど、「2024中国コンピューター大会(CNCC2024)」の記者会見で、「2年も追いかけたのに、なぜ中国と米国人工知能(AI)にはまだ2~3世代の差があるのか」との質問に回答した。中国工程院は中国の工業・技術分野における最高研究機関で、院士とはその会員。

孫氏は「それは当たり前のことだ」とした上で、「中国サッカーは追いかければ追いかけるほど遅れているじゃないか。米国はテクノロジーの機関車だ。どんなに(米国を)嫌いでも、間違いなく速く走る」と語った。

さらに「遅れているのは私たちだけじゃない。日本はなおさらで、ロシアは影さえつかめない」とも付言した。

サッカーの中国代表が5日に行われた2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本に0-7という歴史的大敗を喫したこともあり、SNS上では「院士がサッカー中国代表を引き合いに出し中国と米国の大規模モデルの差を比較」がトレンド入りした。

CNCC2024は10月24日から26日まで浙江省東陽市横店鎮で開催される。テーマは「新たな質の生産力の発展、計算で未来をけん引」。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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