泰山の付き添い登山が人気のアルバイト、1回2000円相当―中国

CRI online    2024年9月18日(水) 20時30分

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中国で泰山の付き添い登山が人気のアルバイトとなっています。

中国の伝統的な祝日である中秋節(旧暦8月15日、今年は9月17日に当たる)と国慶節(10月1日)の連休を利用して、大勢の人々が旅行に出かけています。中国東部の山東省泰安市に位置する泰山は一大人気スポットで、多くの人々が泰山の付き添い登山を請け負っています。

泰山の付き添い登山のアルバイトをしている杜さんには、中秋節と国慶節の連休に付き添い登山の予約が殺到し、ほぼ毎日スケジュールが入っています。今年26歳の杜さんは退役軍人で、現在は山東省の省都・済南の大学に通っています。杜さんによりますと、泰山の付き添い登山のアルバイトをしているのはほとんどが大学生で、料金は1回200~300元(約4000~6000円)、あるいはそれ以上ですが、杜さん自身は退役軍人で、入場料免除の優遇を受けるため、価格はやや抑えており、1回100~200元(約2000~4000円)とのことです。泰山に登りたがっている人は大勢いますが、1人だけで登るのは味気ないのと、付き添い登山のアルバイトを頼めば、現地の友達も作れるということで、非常に流行っているということです。

泰山と武功山で民宿を経営している董さんは、ほぼ毎月のようにこれらの山々を行き来しています。登山が大好きで、ネット上で付き添い登山募集の書き込みをよく目にするため、付き添い登山の業務を始めました。

董さんの話では、付き添い登山の料金は山によって異なりますが、基本的に200元(約4000円)以下であり、最も高いのは黄山で180元(約3600円)、その他の山は120~150元(約2400~3000円)で、予約が最も多いのは泰山と黄山だとのことです。董さんは付き添い登山を始めて2カ月になりますが、これまでに400件以上の予約を受けました。ただ、自分の元気にも限界があるため、1日に1回しか受け入れません。中秋節と国慶節の連休期間中はたくさんの予約で埋まっており、9月中旬から10月中旬まではほぼ毎日誰かと登るようになっています。

「付き添い登山は意義のあるアルバイトだ。お客さんの中には、家に戻ってから地元のお土産などを送ってくれる人もいたし、いい友達ができた。今後もこのアルバイトをやり続けたい」と董さんは微笑みながら語りました。(提供/CRI

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