「メード・イン・チャイナ」、120億元から39兆9000億元に飛躍的成長―中国メディア

Record China    2024年9月23日(月) 10時0分

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中国は建国当時の75年前、工業が立ち遅れ、白紙に近い状態だった。その後、工業付加価値額は1952年の120億元から2023年には39兆9000億元に増加した。写真はメード・イン・チャイナ。

中国は10月1日、建国75周年を迎える。75年前、工業は立ち遅れ、白紙に近い状態だった。その後、工業付加価値額は1952年の120億元(約2400億円)から2023年には39兆9000億元(約800兆円)に増加。中国メディアは「飛躍的成長を遂げ、製造大国から製造強国にばく進中」と強調した。

建国当時、中国は工業の設備が古く、生産能力が低かった。日用品のうち、糸、布、マッチ、せっけん、小麦粉などしか生産できなかった。

中国網はこの75年を振り返り、「中国製造(メード・イン・チャイナ)は『造れない』から『造れる』『良く造る』へと飛躍し、生産量で世界をリードするようになった」と報道。「世界銀行のデータによると、中国の製造業付加価値額は2010年に初めて米国を抜き、世界一をしっかりキープしている。22年には世界の30.2%を占め、世界の工業経済成長の重要な駆動力になった」と誇示した。

輸入依存から全世界に輸出。より多くのより良い中国製造が世界に向かう。新中国成立当初、中国の輸出品のうち8割以上が初級製品だった。今は世界で産業分類が最もそろい、産業体系が最も整っている。500種の主要工業製品のうち4割以上の生産量が世界一だ。

中国は09年より長年連続で世界の物品貿易において最大の輸出国の地位を維持している。輸出品の構造が持続的に最適化され、ハイテク・高付加価値商品市場で国際的な競争力を大幅に上げている。機械・電気製品は23年の輸出額の58.5%を占め、うち自動車輸出台数は522万台で初めて世界最大の自動車輸出国になった。

製造業のハイエンドイノベーションのブレイクスルーも続いている。有人宇宙事業、月探査事業、量子通信、有人深海潜水、電波望遠鏡、スーパーコンピューターなどの科学技術成果が次々と生まれている。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、IoT(モノのインターネット)などの次世代情報技術が製造業に深く浸透している。

スマート化モデル転換も深く進められている。インダストリアルインターネットが工業大分類のフルカバーを実現し、計算力の総規模が世界2位となり、産業ロボットの設置台数が世界の50%以上を占めている。

重点工業企業のデジタル化研究開発・設計ツールの普及率は80.1%。重要工程デジタル制御率は62.9%。大型航空機、新エネルギー車(NEV)、高速列車などのモデル工場の製品研究開発機関が約30%短縮され、生産効率が同時に30%弱上がった。

さらに世界知的所有権機関は23年、中国を世界最大の国際特許出願国として認定した。情報・通信技術の面で中国の特許保有量は世界の14%を占めている。(編集/日向)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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