台湾メディアのJUKSY 街星はこのほど、日本のアニメの名セリフ10選を紹介する記事を掲載した。

記事はまず、「日本のアニメは、見れば見るほど熱くなるものが多く、特に物語のクライマックスで主人公が感情を爆発させる名セリフは、アニメファンの心に深く刻まれている。これらのセリフは日本国内で非常に高い知名度を誇り、その意味の深さや心を揺さぶる力から、ファンの間で語り継がれる名言となっている」とした。

記事は、1つ目に「ドラゴンボールZ」の「クリリンのことか…クリリンのことかーっ！！！！！」を挙げ、「この名場面では、孫悟空（そんごくう）がフリーザの挑発を受けて怒りの頂点に達し、大声で叫んだセリフ。悟空の圧倒的な強さが恐ろしいほど伝わり、『ドラゴンボール』ファンの間で名言の一つとなった」と説明した。

2つ目は「スラムダンク」の「天才ですから」を挙げ、「主人公の桜木花道（さくらぎはなみち）が自信たっぷりに言い放ったこのセリフは、多くのバスケットボールプレーヤーがシュートを決めた後、まねして口にしたくなる名セリフだ」と述べた。

3つ目は「銀魂」の「てめーらァァァ！！それでも銀魂ついてんのかァァァ！」だとし、「ギャグ漫画として名高い『銀魂』で、坂田銀時（さかたぎんとき）が読者に向かって放ったセリフ。まるで読者に説教をするようなやりとりとしてネット上でも名言として定着している」と紹介した。

4つ目は「らき☆すた」の「貧乳はステータスだ 希少価値だ」だとし、「超オタク少女の泉こなた（いずみこなた）が、自身の貧乳を誇りにして、『貧乳こそが希少価値』と主張するセリフ。埼玉県出身のこなたが自慢げに語るこのセリフは、ユーモラスで多くのファンに愛されている」と言及した。

5つ目には「氷菓」の「わたし、気になります！」を挙げ、「ヒロイン・千反田える（ちたんだえる）の有名なセリフで、彼女の好奇心旺盛な性格をよく表している。この中毒性のあるこのセリフは、多くの日本のネットユーザーにネタとして使われるようになった」とした。

6つ目は「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ただの人間には興味ありません」だとし、「涼宮ハルヒ（すずみやハルヒ）がクラスで自己紹介する際に放ったこのとっぴなセリフは、アニメファンの間では基本常識となるほどよく知られている」と述べた。

7つ目は「ONE PIECE」の「背中の傷は剣士の恥だ」を挙げ、「ゾロが『鷹の目』の異名を持つ世界最強の剣士・ミホークとの戦いで言い放ったこの硬派なセリフは、剣士としての誇りを示し、決して敵に背を向けて逃げることはないという覚悟が表現されている」と説明した。

8つ目は「名探偵コナン」の「真実はいつもひとつ！」だとし、「世界的に有名なこの推理アニメで、江戸川コナン（えどがわコナン）が事件解決時に必ず言うこのセリフは、誰もが知っているフレーズとして定着している」と紹介した。

9つ目は「スラムダンク」の「あきらめたらそこで試合終了ですよ…？」だとし、「湘北高校バスケットボール部の監督を務める安西先生（安西光義/あんざいみつよし）のこの深い言葉は、『スラムダンク』の精神を象徴する神セリフだ。また、三井寿（みついひさし）の『バスケがしたいです…』もファンにはおなじみの名言になっている」と言及した。

そして、最後は「天空の城ラピュタ」の「見ろ、人がゴミのようだ」だとし、「宮崎駿監督のジブリ作品の中でも、『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐は最も成功した悪役の一人で、このセリフは日本のアニメファンの間で印象深い名言の一つに頻繁に選ばれている」とした。（翻訳・編集/岩田）