中国の出力1000kW級新エネ機関車がラインオフ、年間4トンの有害物質排出量を削減

CRI online    2024年9月21日(土) 16時0分

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中国の出力1000kW級新エネ機関車がラインオフしました。

鉄道車両メーカー中国中車大連公司が開発した1000kWの電池を動力源とするハイブリッド機関車が18日、大連でラインオフしました。この機関車は高度に集積されたディーゼルユニットと大容量動力電池を動力源とし、冗長化(故障した設備を自動的に置き換える)機能も備えています。機関車は主に動力電池で走行し、ディーゼルエンジンの燃費と排出を大幅に削減できると同時に、充電とけん引の要求を満たすことで、機関車の安全な運用を保証します。また先進的なマイコン制御システム、メインとサブの一体型けん引コンバーター、マイコン制御の制動システムが搭載され、高効率、安全、機能拡張などの特徴も備えており、輸送状況と特徴に応じた遠隔制御運転、自動運転などができます。

中国中車は今年6月28日、世界初のシリーズ化したエネルギー機関車を発表し、これらは従来の内燃機関車に比べて汚染物質の排出を全面的に削減できます。「内燃機関+動力電池」機関車は窒素酸化物45%、炭化水素化合物73%、一酸化炭素83%の排出を削減します。汚染物質排出量を45%削減すると仮定した場合、新エネルギー機関車1台の年間排出量は有害物質で4トン、二酸化炭素で374トン削減される計算となり、これは3万4000本の植樹に相当します。(提供/CRI

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