人民網日本語版 2024年9月23日(月) 5時30分
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中国の研究開発者数はフルタイム換算で世界一を維持している。資料写真。
中国国家統計局が18日に発表した新中国75年経済・社会発展成果シリーズ報告書によると、中国の研究開発者数はフルタイム換算で1991年以降に10倍増加し、2013年に米国を抜いた。2023年には年間724万人に達し、11年連続で安定的に世界一を維持した。新華社が伝えた。
これは新中国成立75年にわたる中国の科学技術イノベーション投入要素の集約加速の縮図だ。統計によると、2023年の中国のR&D経費は1991年比233倍増の3兆3278億元(約66兆5500億円)で、年平均成長率は18.6%。1985年の科学技術資金拠出制度の重要改革以降、中国全土の財政科学技術支出が安定的に増加した。財政科学技術支出は2012年に5000億元、2019年に1兆元の大台に乗り、2022年は1兆1000億元に達した。
科学技術イノベーションへの投資増加に伴い、中国の重要科学技術イノベーション成果が続出している。統計によると、1996−2023年の中国の基礎研究経費の年平均成長率は18.7%。量子テクノロジー、生命科学、物質科学、宇宙科学などの分野で複数の重要な独創的成果を上げ、有人宇宙飛行と月探査技術の面で世界をリードしている。中国のモバイル通信は2Gの追走から、5Gのいち早い商用化、そして6Gの技術的牽引への飛躍を実現した。2023年末時点の中国国内の有効発明特許件数は401万5000件で、世界で初めて400万件を突破した国になった。
科学技術の進歩は、日増しに成熟する国家の科学技術イノベーション体制の下支えを必要とする。1949年に中国科学院が設立され、1966年前後に中国全土の科学研究機関が1700以上に増加し、さらには第18回党大会以来、テクノロジー型企業、科学研究機関、大学等を主体とする協同イノベーションシステムが徐々に形成されるようになった。こうして中国の多元的な主体による協同イノベーション構造が徐々に形作られてきた。また、国家863計画、国家自然科学基金、国家科学技術重要特定プロジェクトなどを含む国家重点科学技術計画体系が秩序正しく推進され、各種資源を誘導し、重要科学技術分野に向け効果的に配置する重要な足がかりになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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