中国自動車メーカー、独プレミアム3強が支配するEセグメントセダン市場に目を向ける―中国メディア

Record China    2024年9月24日(火) 6時0分

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中国メディアの第一財経は21日、中国の自動車メーカーについて、BMW、メルセデス、アウディが支配するEセグメントプレミアムセダン市場に目を向け始めているとする記事を配信した。写真は騰勢「Z9GT」。

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中国メディアの第一財経は21日、中国の自動車メーカーについて、「20万元(約400万円)以下の市場で主導権を握った後、BMW、メルセデス、アウディが支配するC級(いわゆるEセグメント)プレミアムセダン市場に目を向け始めている」とする記事を配信した。

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記事はまず、中国の高級新エネルギー車(NEV)メーカー、騰勢(Denza)の首席創業オフィサー、趙長江(ジャオ・チャンジアン)氏が、メディアの取材に対し、プレミアムミニバン「D9」の市場シェアを30%にすることは可能であり、プレミアムセダン「Z9GT」の目標販売台数も「56E(BMW 5シリーズ、アウディ A6L、メルセデス・ベンツ Eクラス)」市場で30%を占めなければならないと語ったことを紹介した。

Z9GT

その上で、内燃機関車の時代に国内のEセグメントセダン市場は長らく「56E」に支配され、ピーク時には3社合わせた月販台数が4万台を超えたことに触れ、「NEVの市場浸透率と平均販売価格が上昇し続ける中、ますます多くの中国メーカーがこの市場に目を向け始め、騰勢が新たに投入したZ9GTも例外ではない」と伝えた。

記事によると、騰勢Z9GTはさらに上のD級(Fセグメント)並みの装備を引っさげて「56E」市場をうかがうモデルで月販目標台数は1万台を超える。8月の「56E」の総販売台数は約2万5400台で、前月の3万5000台から27.43%も落ち込んだ。販売台数ランキングの推移を見ると、極氪(ZEEKR)の「001」と比亜迪BYD)の「漢EV」が上位に入る。8月のEセグメントセダン市場で販売台数が1万台を超えたのは3モデルだけで、うち2モデルが中国ブランドのNEVだった。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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