紅山文化発掘調査、最大の玉龍を発見―中国

CRI online    2024年9月24日(火) 6時30分

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紅山文化発掘調査で最大の玉龍が発見されました。

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22日午前、中華文明の輝かしい星である「紅山文化」命名70周年シンポジウムで、中国北部内蒙古自治区赤峰市オーハン旗元宝山紅山文化積石塚の最新の考古学成果が初めて発表されました。

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積石塚は石で積まれた紅山文化の墓の形式です。写真は今回発表された積石塚であり、内蒙古自治区でこれまでに発掘された紅山文化末期の積石塚として最大規模のものです。

オーハン旗元宝山紅山文化の積石塚

この遺跡では初めて「南方北円、南壇北塚」という形式の墓と祭祀が一体化された建築遺跡が発見されました。また、紅山文化玉器のほぼすべてのタイプを網羅する100点余りの玉器が一度に出土しています。M15号墓から出土した玉龍は、長さ15.8センチ、幅9.5センチ、厚さ3センチで、これまでに中国の考古学発掘で出土した最大の紅山文化玉龍となっています。さらに、中国中部安徽省の凌家灘文化(約5800~5300年前)の玉冠飾りに類似した器物も発見されました。

副葬品として出土した玉器

安徽省凌家灘遺跡で出土した玉冠飾り

紅山文化は中国北方地区の新石器時代後期の考古学文化で、今から約6500年前に始まり、約5800年前に古国文明の段階に入ったとされています。(提供/CRI

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