2024年9月24日、韓国メディア・韓経ビジネスは「約50年後の2072年に韓国の人口が1979年代の人口に匹敵する3600万人にまで減少するという衝撃的な調査結果が出た」と報じた。

韓国統計庁によると、世界の人口は今年の81億6000万人から2072年には102億2000万人に25．2％増加する見通し。一方で韓国の人口は今年の5200万人から72年は3600万人に30．8％減少するとみられている。それにより、韓国の人口は現在の世界29位から72年には59位に30ランクダウンし、世界人口に占める割合は今年の0．6％から72年は0．4％に減少する。

また、72年に人口の多い国はインド（16億8300万人）、中国（9億7300万人）、パキスタン（4億5800万人）、ナイジェリア（4億3900万人）の順になると予想されたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「世界最低出生率国という汚名を韓国は背負っている。これは本当に深刻な問題だ」「重要なのは年齢帯。50年後はほとんどが高齢者だろう」「給料に対して住宅価格が高すぎる。普通のサラリーマンは一生働いても地方でなければ家が買えない。でも地方に行ったら働き口がない。そんな状況で子どもを産もうなんて思えないよ」「私は3人の子どもを育てているけど、周囲には『産まないか、1人にしな』と助言している」「韓国は外国人を大歓迎する珍しい国。もっと自国民のことを大切にしてほしい」などの声が上がっている。

その他「人口がそこそこ減って生活に余裕ができたらまた人口は増える。余計な心配をせず、経済に目を向けよう」「3000万人くらいがちょうどいいのでは？」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）