頤和園の回廊が装いを一新して再登場、北京市公園の古建築物の多くが再開へ

CRI online    2024年9月24日(火) 13時20分

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頤和園の回廊が装いを一新して再登場しました。

千年の歴史を持つ古都―北京は、その独特な皇室庭園文化で世界各地の観光客を魅了しています。北京市公園管理センターによると、長年にわたる文化財・古建築の修復作業を経て、頤和園の養雲軒をはじめ、紫竹院の行宮、太廟の享殿、先農壇の慶成宮、香山の碧雲寺などの歴史上の名園が新たな姿で再開され、各国からの観光客を迎えようとしているということです。

その中で、頤和園の最も有名な観光スポットの一つである回廊も装いを一新して再登場します。頤和園では2020年から中国文化遺産研究院と協力し、回廊に描かれた彩色絵画の損傷状況を把握するための調査や測定、設計などを行いました。また、北京の名工である李燕肇氏や首都建築の職人の王光賓氏、彩色絵画職人の張民光氏、秦書林氏、絵付け職人の李海先氏の5人の文化遺産継承者を招いて、改めて回廊の彩色絵画を描き直しました。頤和園の回廊は全長728メートル、柱間は273間あり、回廊には1万4000点余りの彩色絵画が描かれており、絵画の描かれた回廊としては世界で最も長く、中華民族の数千年の歴史と文化が凝縮されています。今回の回廊彩色絵画の保護修復には初めて3次元デジタル情報収集技術が取り入れられ、修復の質と効果は一段と向上しています。(提供/CRI

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